1993年式 ブガッティ EB110 GT - 第3期ブガッティへの懸け橋
MON, FEBRUARY, 29, 2016
ベイロンの生産終了から約1年がたち、次期モデルのシロンのデビューも秒読みに入ってきたブガッティ。
ブガッティの歴史は大きく3期に分かれ、第1期は戦前期、第2期が1987〜1995年、第3期はVW傘下の現在の姿です。 そして本日ご紹介の1993年式EB110 GTは、短命に終わった第2期ブガッティ唯一の製造モデルとして生産されました。 車名のEBはエットーレ・ブガッティのイニシャル、そして110は彼の生誕110周年を意味します。
最新のベイロンにも言える事ですが、当時の最先端技術を可能な限り詰め込んだ、大変に野心的なモデルでした。 クワッド(4つの)ターボ、カーボンモノコック、フルタイム4WD、速度感応式リアウィングなどはベイロンともぴったり重なるメカニズム。 インテリアもオールレザーやウッドパネルでラグジュアリーさを忘れず、なんとフロアマットまでレザーです。
当個体は1993年に当時の正規ディーラーであるニコルズオートモビルズから新車としてデリバリーされて以来、日本の地を離れた事がありません。 外装のブガッティブルーは他のどの色よりもブガッティらしさを感じさせるカラーと言えるでしょう。 走行距離はデリバリーから四半世紀が経とうとする今でも僅かに14,000kmの為、内外装機関全てにおいてコンディションは素晴らしく、BBS製の純正ホイールも未だに新車時の輝きを保っています。
このモデルが登場しなければベイロンが存在する事もなかったであろうと考えると、その歴史的な価値は計り知れません。 生産期間は僅か3年間と短く、生産台数も約100台と極端に少ない為、オークションに出展される事も滅多にありません。 希少なコレクターズカーとして、所有する事への満足度は非常に高いでしょう。
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