RMオークション『Pinnacle Portfolio』のレジェンド達、最高落札額は約20億円

先程、モントレーで行われている、RMオークションに行ってまいりました。
　
今回のRMオークションの中でも、本日は、RMサザビーズが『Pinnacle Portfolio』（頂上コレクション）と命名し、出品される名車がいずれも最上級モデルだったり、極めて希少なモデルという、特別な位置付けのオークションでした。
RMサザビーズも「これまでオークションに登場した中で最大かつ最も価値のあるプライベート・カーコレクション」と述べています。
そして、出品車両全てが１人の所有するコレクションという驚くべき事実も、このオークションを別格とする要因です。
　
出品車両を簡単にご紹介しますと、世界の自動車史を代表する、まさに「レジェンド」達です。
　
◇ブガッティ
　ヴェイロン　2台（最初に製造されたシャシー・ナンバー001と、300番目の最後に製造された「スーパースポーツ」）
◇フェラーリ
　250GT カリフォルニア・スパイダー、250LM、275GTB、デイトナ・スパイダー、ディーノ246GTS、288GTO、F40LM、F50、エンツォ（ヨハネ・パウロ2世にフェラーリから贈られ、チャリティに寄付された最後の400台目）
◇ケーニグセグ
　CCXR
◇ランボルギーニ
　ミウラSV、レヴェントン
◇マセラティ
　MC12
◇サリーン
　S7
◇メルセデス・ベンツ
　300SL(アルミ製ガルウィング)、SLRマクラーレン
◇ポルシェ
　959
◇ジャガー
　XJ220
◇マクラーレン
　F1 LM-Specification
◇トヨタ
　2000GT
　
こういったレジェンド級の名車ばかりですので超高額落札額が続出しましたが、1964年式フェラーリ250LMが、1600万ドル(現在のレートで約20億円)の値をつけ、本日の最高落札額となりました！！
やはり何だかんだ言っても、フェラーリが自動車オークションの世界で最大の存在感を示す結果となりました。
　
明日からも、まだまだオークションは続きますし、日曜日にはメインイベントのコンクール・ド・エレガンスがありますので、とても楽しみです！